本当は怖い美容外科の求人

不意をつかれた院長の圧迫面接

就職活動苦戦中の私が出会った美容外科不意をつかれた院長の圧迫面接美容外科は今やエステ感覚とある日のニュースに背筋が凍る想いが…

筆記試験は簡単な英語の問題と一般的な常識問題、医療の知識などを覚えていますが、具体的なことは忘れてしまいました。
ただ面接だけは楽しく、前半は志望動機や卒業後の動向といった事務的な質問を、後半は対応してくれた女性のスタッフの方との雑談になりました。
けれど楽しかったのはそこまででした。
面接が終わる寸前にクリニックの院長があらわれ、圧迫面接が始まったのです。
不意をつかれた質問が多く、答えを口ごもることが多かったですが、それでも何とか自分なりに返答ができました。
それが良かったのか、あるいは運が良かっただけか。
後日、「職場体験して働きたいか決めてもらいたい」という連絡をもらうことができたのです。
この時の私は愕然とし、状況を呑みこんでようやく喜ぶことができました。
「職場体験なんて適当に過ごして、すぐにでもお願いしよう」と意気込み、明るい未来を描いていた自分を今思い返すと「若かったな」と苦笑してしまいます。
とにかく職場体験を了承した私はすっかり高揚したまま、求人先に足を運びました。
主にクリニックの全体像を掴ませるためのような見学で、美容外科の手術や受付側の作業などを教えてもらいました。